自立している女性とは?
「自立」について私が思っていることを書いてみようと思います。
自立には、二つの自立があると思います。
一つは、経済的な自立。
もう一つは、精神的な自立。
わかりやすいのは経済的な自立。
自分で稼いで一人暮らししていれば、経済的には自立していると思えます。
でも、本当の意味での自立は、「自分で稼いで一人暮らししている」だけでは、
判断できません。
というのは、もう一つの精神的な自立が判断のカギを握っているからです。
精神的な自立は、経済的な自立のように、どうしたら自立しているといった明確な決め手が見えないですよね?
見えないというのは、精神、心は見えないので、その見えないものを判断するのはそもそも難しい……。
そこで、よく自立と反対の意味で用いられる「依存」について考えてみました。
依存とは、誰か、もしくは何か無しでいられない状態だと言えると思います。
例えば、アルコール依存症、ギャンブル依存症、恋愛依存症などなど。
ある物を過剰に摂取してしまったり、自制が効かなかったり
いつでも恋人がいないと寂しいと感じてしまう人だったり。
恋愛について言えば、彼氏、彼女がいないという時期がほとんどないんだよねと
自慢する人がいますが、あながち自慢できないんじゃない?と思うことがあります。
というのは、恋人を振ったにせよ、振られたにせよ、こころの傷が癒されるにはある程度の時間が必要だと思うのです。
振るより振られたほうが確かにその痛手は大きいかもしれません。
でも、振るのも、心ぐるしい、辛いと感じないわけではないと思うんですよね。
そして、その傷ついたこころが癒されるためには、時間が必要ですよね?
その時間なしに、次の恋人、また次の恋人と恋人がいない時がほとんどないようなひとは、ひょっとしたら、恋愛依存症かも?
依存症の当人は気づかないことも多いでしょう。
もし、人の存在がないとやっていけない、生きていけないと感じているなら、
ひょっとしたら、、、精神的に自立していないのかもしれません。
本当の意味で、自立している人になるには、経済的だけじゃなく、精神的な自立が必要。
そして自立した女性の恋愛こそ、「健全なパートナーシップ」だと言えるんじゃないかと思うんですよね。
健全なパートナーシップとは、互いに精神的に自立した男女が大前提。
一人でも充分やっていける、誰にも依存していない状況で恋愛関係を築いてゆくことだと思うのです。
決して、依存から発生する恋愛ではなく、自立した男女が共に、助け合い、寄り添い、協力する姿勢こそ美しいと思うのです。
だからこそ、互いに成長しあうことができると思うのです。
私が望んでいるのは、この健全なパートナーシップです。
まずは、自分がちゃんと自立しているか?を見極めて、自立した女性を目指したい。